ロクチカVS関節リウマチ

リウマチ闘病とホラー映画のある生活

ロクチカのひとりごと@安楽死事件について

こんにちは、ロクチカです。

 

2020年7月23日にみたニュースで、ALSを患う女性の安楽死を手伝ったとして、2人の医師が逮捕されました。

容疑は、嘱託殺人です。

 

これについて思ったことを書きますが、

難病ASL女性を安楽死、医師2名を逮捕へ

というニュースタイトル、みなさん第一印象どうでしたか?何を思いましたか?

安楽死論争ね...難しい問題だよね。

 

特に持病垢を持っている身としては、病気によって「死んだ方がマシや!」と考えてしまう瞬間があったのは自分だけでないはず。

ましてやひどい時の私は包丁すら持てない握力、縄を結べないほどむくんだ手指。

どんなに辛くても、どう頑張っても生から逃れられない状況です。

 

だからより関心が高いというか、そんな方も多いと思ったんです。

 

でも今回はわけが違うかもしれない。

 

ので、この記事では安楽死論争について触れたいわけではありません。

何か事情が違いそうだな〜と思ったのは↓の記事を読んだからです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/49e632b13df2c5ec4270e0784f0948cc341caeec

手を下した医師のネット投稿がなんか怪しい...

上のURL記事を御一読くださるとわかりますが、

彼の思想が少し過激ではありませんでしたか??

安楽死の4要件といわれる全項目に当てはまるかも疑わしいところがあるため、警察もそこを調べているとの情報。

 

 

安楽死4要件とは?

1991年東海大学安楽死事件において示されたものだそうです。

ちなみにその事件の実行者は有罪でしたが。

  1. 患者が耐え難い肉体的苦痛に苦しんでいる
  2. 死が避けられず、死期が迫っている
  3. 肉体的苦痛を除去・緩和するために方法を尽くし、ほかに代替手段がない
  4. 生命の短縮を承諾する患者の明示の意思表示がある

 

これら1〜4が満たされた時、安楽死の要件に達すると言われています。

 

今回の事件は、2と3、ほんとに当てはまってた?という状況の様子。

 

 

実行者は患者を想っていたのか?

そこが一番怪しいところです。

たしかに「報酬貰って安楽死屋さんやろうかな」という言葉には、

望んでる人には手を下してあげる的な思いがあると感じました。

でもそれは、自分のエゴと一致してるからだったりしない???

 

仮に患者本人が本当に、人生シメることを望んでいたとして、

それをやった医師が「この人のために」とやるのと、「自分の思想を正当化するために」とやるのとでは患者さんが報われないというか...死後の本人それで良かったんか?と思えてなりません。

 

でもそんな私自身もけっこう矛盾してる考えを持っていまして。

死にたい人の目的が「生から逃げ切ること」ならどんな形であれホッとしてるのかな

と思う自分もいます。

先日とある俳優さんが自ら命を絶ってしまいましたが、彼が以前テレビで話していたことを色々思い出してみると、同じことを思ったんです。

 

 

本当に辛かったら自分の命は自由、勝手に奪うのはタブー

本人の気持ちを外野がどうこういう義理はないと思います。

ただ、この世にまだ残ってる側の人間としては、他人が悪意や本人の意図とズレた感情で命を奪うことだけはどうしても許せない。

 

安楽死論争は、そう簡単には結論のでない問題です。

だからこそ、判決は今のところ前例にある通りでしょう。

その分外野としては、判決がどうであれ、医師2人の動機がせめて患者を想う一心であってほしいと願うばかりです。

 

 

 

勝手に思ったことベラベラ喋りました。

未熟な部分もあり申し訳ございません。

今回もお読みいただきありがとうございます。

次回もよろしくお願いします。