ロクチカVS関節リウマチ

リウマチ闘病とホラー映画のある生活

ロクチカのひとりごと!@リウマチ治療Withコロナ

こんにちは、ロクチカです。

関節リウマチWithコロナを考える

色々な会社でWithコロナに向けた方針ができあがっていると思いますが、弊社も例に漏れなかったので自分事として考えてみようという次第です。

 

不安と、あれもダメこれもダメしてたら何か希望が見えるかなという期待。

 

なので、現状と今後の展望を順序立てて整理出来たらなと思います。

【今回のトピック】
  1. 持病があると致死率がかわる?
  2. 感染拡大防止と経済活動
  3. 持病がある人もいつも通り?
  4. 関節リウマチWithコロナ

 

 

1.持病があると致死率が変わる?

これは先月の日経新聞に載った記事です。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60437370X10C20A6000000/

一部引用します。

CDCが全米各州で1月22日~5月30日までに集めた176万人分の感染者データを基に分析した。感染後の致死率は健康な人が全体の1.6%だったのに対し、持病のある人は19.5%に達した。入院した比率は健康な人が7.6%で、持病のある人は45.4%だった。持病の種類別では心臓病がもっとも多く、糖尿病、慢性肺疾患と続いた。

新型コロナの感染が重症化しにくいとされる若年層でも、持病のある人の方が入院する傾向が高いことも分かった。

あくまでアメリカで猛威を振るっている型の話です。しかし、新型コロナウイルスでもこういった傾向を見せた国があるのは事実です。

 

ただやはり、一番新型コロナウイルスの被害を受けている展開は、いざかかったときの負担が持病の臓器にも影響してしまうパターンです。

糖尿病は万病の元ともいいますから、糖尿病を患っている方の中には合併症と戦っている方もいらっしゃったと思います。

 

詳しいパーセンテージはこちらに参照されていましたが、原文が英語ダーーーッでした(笑)

https://www.ryumachi-jp.com/information/medical/covid-19/

一部抜粋すると、

併存疾患の死亡率は、心血管疾患10.5%、糖尿病7.3%、慢性呼吸器疾患6.3%、高血圧6.0%、がん5.6%と報告されています。後方視的疫学研究であること、医療事情や地理的背景が日本と異なること、他の併存疾患に対してリウマチ・膠原病に関する調査が行われていない可能性などを考慮する必要があります。

正直、関節リウマチについては何もわかりませんでした😢

リウマチ学会の発表によると、

「リウマチ患者がより高い確率で重症化した例は報告されていない」

とありますが、まだまだ検証段階でしょう。

 

あと、万が一膠原病患者の重症化率が上がったとしても、この原因は服用している免疫抑制剤にあると考えられるでしょう。

 

そういうわけで、

免疫抑制剤使ってると抵抗力が弱まって

感染しやすくなったり、重症化しやすくなったりする可能性が高いのか普通なのかよくわからないのが現状です。

だから、怖いのです。

 

しかし社会はひとりひとりの事情を組んでいる暇はありません。

自分で選択を重ね、何とかしなきゃいけないのです。

 

 

2.感染拡大防止と経済活動

以前岩手県知事がインタビューに答えていたのを見ました。

その時、「感染者を0にすることよりも、医療崩壊を起こさないことが目的」といった趣旨を明言していました。

 

これは社会全体でも同じことです。

感染の有無より、その人の命が助かるかどうかが大事なのです。

そりゃ普通に考えたら当たり前のことですよね。

 

ただ、感染の母数が広がるほど亡くなる人も増えてきてしまうので、感染を防止することは本当に大切なことなのです。

 

ですが、だからといって全員がこもり続けるとどうなるか?

 

今度はみんなのお金が無くなります。

個人に限る話ではなく、国レベルで。

 

これもこの世の真理です。お金が回るから世界が回るのです。

ざっくりと専門知識すっとばした一例をいうと、

籠る

→外出しなくなる

→人の外出で成り立ってきたお店が潰れる

→税金が納められないし銀行も借金回収できない

→国にお金が入らぬ、企業も銀行からお金借りづらくなっていく

→国はみんなの補償を与えづらい、企業は従業員給料の資金繰り頑張らないとキツい

→どんな人にも、お給料面での影響が出てくる

だってどんな仕事も人件費が一番かかるから!!

 

日本全体がだめなら海外とのやり取りでなんとかできることだって今まではあったかもしれません。

しかし現在この新型コロナウイルス世界中の経済を困らせているのです。

ーウイルスが原因で死ぬか、お金が原因で死ぬかー

この選択を迫られてはいけないのです。

だから、どこかで経済活動は復活させなければならない。

 

そこで、緊急事態宣言解除から少しづつ、色々なことが緩和されてきているのです。

ディズニー行きてえ。

在宅ワークが解除されて、いつも通り通勤してる方々も増えましたしね。

 

じゃあ、私たちリウマチ患者はどうする?

 

 

3.持病がある人はいつも通り?

さあ、いつも通り過ごしてみましょう。

...もう無理ですよね。

1で記述したデータに膠原病免疫抑制剤のが出ない限りは、正しく怖がれないでしょう。

 

周りの活動量は増えてきている。

その周りを大きい枠組みで分けると、二つに分けられると思います。

  • 万が一かかっても高確率で亡くならない人
  • 身体に不安があって、なんとか かかりたくない人

働き盛りは前者が圧倒的に多そう。

 

⚠ちなみに、感染後なんらかの後遺症が残る方が多いそうです。

自分は健康体だから!と思っていても、甘く見ない方がいいです。

 

結論、多数決でいったら、

手洗いうがい+αでマスクとアルコール消毒

をしながら普通に過ごすのがベストだと思うんです。

 

全員が活動ストップ→餓死

よりも、

全員ができるだけのことして経済をまわす→一部死ぬかも

 

のほうが合理的といいますか。

その一部だって、「身体に不安があるなら働き方や暮らし方を変えよう」と言うだけは簡単なのです。

本音、実際変えるのはかなり無理。

このご時世、転職だって難しいでしょうし。

 

うーーーん...あまり持病持ちにとってはポジティブに変え難い現状ですね。

 

 

4.関節リウマチWithコロナ

この世の中を生き残る方法は明確です。

  • 物理的に生き残ること
  • 経済的に生き残ること
  • 精神的に生き残ること

新型コロナウイルス相手でも、大きくは変わらないと思います。

しかし、このウイルス登場によって、自粛によって、

上記3つが同時に脅かされる事態になりました。

物理的&経済的に生き残ること

インフルエンザもしかり、感染しないためには、外出ないことが一番ではあります。

症状の状態によってはそもそも外でハッスルマッスル働くことが、難しい場合もあります。

バランスよく生きるには、家でもできる仕事が理想的。

あくまで理想。

調子いい時ハッスルマッスルできて、時には力を抜ける職場が見つかればいいな。

経済的&精神的に生き残ること

理解のある職場は大事ですねえ...リウマチは女性が多いですから、女性の多い職場だと、福利厚生も整っているかもしれません。

転職をするならば、しっかりリウマチのことも話し、その上で自分を歓迎してくれる場所であることを諦めたくはないと思っています。

難病指定されていないとはいえ、状態が酷くなった時、経済的なふるいから落とされそうになった時、

国に最後の受け皿はあります。

だから、正直経済的な部分は、まだ希望がある時代といえるでしょう。

⚠今のところ、社会保障制度を調べている私の中ではそういう経過ですので、引き続き情報収集はしていこうかと!

精神的&物理的に生き残ること

自粛したら孤独になるリスクがあります。

私はそれを、SNSで解消しているといっても過言ではありません。

本当に喋らないんですもの!!

コミュニティや趣味は持ってください。家族でも友達でもなんでも。ゲームでもテレビでもなんでも。

昼寝も立派な趣味です(*ˊ˘ˋ*)♡

それ以上に良いことはない気がする。

 

 

まとめ!

やっぱり簡単に生きる方法なんてなかった!

だけど、窮地から脱出する選択肢はまだ沢山あります。

そこから逃げる気力を失う前に避難することが大切です。

Withコロナはまだ大変だし不安なことばかりだけれども

少しずつでも自分のWithコロナにふさわしい生活に変えていく時期に来ているのではと、感じざるを得ません。

 

淘汰されるべき人間はいないと信じたい。しかし、変革の時代はじわじわ来ている。

 

素で戦った時に、健康体の若者と比べて防御力の弱い私たちです。

戦い方を、作戦を、職業を、技を、そのステータスに合わせて、このリセットできない一度きりのゲームを生き残るのです。

時にはMP回復としてSNS等パーティをを作りながら(笑)

 

今回もお読みいただきありがとうございました。

ご意見などDMで飛ばしてくださると嬉しいです。

 

次回もよろしくお願いします。